愛を感じて生きていくことを教えてくれた
本当の自由を知っている犬たちからのメッセージ
犬が犬らしく生きていける最後の聖地、タイはチェンマイ。
そこに暮らす犬たちは、誰かに飼われているわけでもなく、誰かに捨てられたわけでもなく、
生まれてから死ぬまで完全に自由な存在です。
言葉を持たない犬たちからのメッセージと彼らの豊かな表情をとらえた写真で構成した、
「心」にすうっと届く、フォト&ストーリー。
「心の居場所」
さっきまで身体の中に居た「心」が
何処かへいなくなってしまったことなどありませんか?
そんな時、ゆっくりと深呼吸してくださいね。
「追わない、追わない」追いかけようとしてはいけません。
しばらく気持ちが透明になるように呼吸を整えていると、
知らぬ間に帰ってきますよ
「心」の奴。
(本文より)
「愛を感じて生きていく」
この街の犬たちとのやりとりの中であらためて感じたことがもう一つあります。
「愛を感じて生きていこう」ということです。
その対象がなんであっても構いません。
お皿にのっているその日のおかずであっても、よく街で会うサムロのおじさんであっても、
庭の草、日の光、隣にいる妻の手、広場の犬、石ころ、たわいのない日々の断片や出来事、あるいは家族。
言葉を捨てて、身体感覚を敏感にすることによって“たわいのないこと”の微妙な変化が感じられて
そのひとつひとつが愛おしく、そしてかけがえのないものに感じられてくるのです。
愛を感じてしか生きていられません。僕たちは、そして僕は…。
(「あとがきにかえて」より)
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